槍・穂高連峰の成り立ち [ブログ]
最近、歯医者通いでモッパラ読書。
ヤマケイ文庫 「槍・穂高」名峰誕生のミステリー(¥1000+税)
図書館で山と渓谷社1年前(底本は10年前?)の出版本を読んだ。
以前から山岳の成り立ちに興味が有ったので、よくぞ調べて下さった。感謝
涸沢の累々たる岩は溶結凝灰岩(ようけつぎょうかいがん)
個人的な解釈?
巨大陥没カルデラと造山活動。2度の氷河期と風化・浸食により現状の景観に。
火山の堰き止め湖1.古上高地池・上高地~徳沢が平坦なワケ。2.雲の平。黒部川源流部の屈曲した流れ・溶岩台地の中身は堆積物でデコレーションケーキの様。
要観察物件?
薬師岳と笠ヶ岳・1億2~3千万年前の地層(手取層)
槍ヶ岳の穂先は東に20度の傾き・爺ヶ岳山頂付近の岩は80度の傾き
槍ヶ岳の穂先・凝灰角礫岩
(槍ヶ岳山荘~)穂先付け根付近の白い岩(岩脈)・珪長岩(けいちょうがん)
飛騨乗越付近~槍ヶ岳山荘・槍ヶ岳結晶片岩
播隆上人利用の岩小屋・角礫岩(かくれきがん)
白馬宿舎付近の岩・泥岩層の中にチャートや石灰岩、蛇紋岩
唐松岳頂上山荘付近の岩・奥又白-有明花崗岩と大黒岳花崗閃緑岩
マサ化(真砂岳の語源?)・花崗岩の崩壊砂状になる。上高地~明神途中の下白沢
頁岩(ケツガン)明神~徳沢・横尾街道の白沢の先300m付近。
等々、北アルプスを登山される方は一読を・・・。
尚この記事も時々訂正・追記します。
コメント 0
コメントの受付は締め切りました